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建築ゴロゴロ日記


京都でテキトーに書き散らす、   建築とか日記とか。
by breezethrough
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リチャード・バックミンスター・フラー

Richard Buckminster Fuller

2009年、
群馬県立館林美術館に行ったとき、
一番楽しんだ展示は、参加型だった日比野克彦氏のものだったけれど、
一番記憶に残った名前は、建築家・デザイナー・哲学者のバックミンスター・フラーでした。

2011年、
今年も最近になってようやく僕は、
彼の独創的な活動と美しい作品の数々に魅了されるようになりました。
そして、頭の片隅の記憶を頼りに過去のパンフレットを探り、お目当てを見つけました。やった!!
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THE NORTH FACE製のこのドーム型テントがスゴイことに気付くのに2年掛かったw。

THE NORTH FACE ー HISTORYによると以下青字の通り。

■『ジオデシック(大円上の2点間の最短距離からなる総三角形化)とテンセグリティ理論(真の構造は連続した張力が不連続な圧縮力を統合する相互作用〈シナジー〉からなる)に基づいた世界初(1975年製)のドーム型テント』

■『1976年、イギリス・カナダ合同隊によるパタゴニア遠征で、同隊は時速200kmとも伝えられる暴風雪に遭遇。従来のテントがことごとく吹き飛ばされていく中でこのテントだけが飛ばされず、隊員たちの命を守り抜いたのです。その後のテントの主流がドーム型に一変したのは日本のキャンプ地を見てもおわかりの通りだと思います。』


2008年, THE NORTH FACEが創業40周年を記念し開催した展覧会 DO MORE WITH LESS展
展覧会のテーマ "DO MORE WITH LESS" とは、
『最小限のエネルギー・物質で、最大限の機能を引き出す』こと。
THE NORTH FACEがものづくりの原点としている言葉である、とのことです。
"DO MORE WITH LESS"とバックミンスター・フラーの哲学が今も共鳴し続けていることに感動!!


結語: ドーム型テントの機能美は建築的にも最高レベル。


■群馬県立館林美術館
■リチャード・バックミンスター・フラー
by breezethrough | 2011-08-07 21:19 | 1. architectura
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